日本舞踊家の藤蔭善次朗(よしじろう)です。
千葉県船橋市で初心者の方に日本舞踊を教え、
毎年生徒さんの発表会を行って
今年で10年になります。
今日は、日本舞踊を始めるにあたって、
浴衣を持っていない方のためのブログです。
「着物や浴衣って、一式揃えたらいくらかかるんだろう」
そこがネックになって、始めることができない方もいらっしゃると思います。
今回は初期費用を押さえたい方のために解説をしていきます。
まず、日本舞踊を始める際に必要となるのが、
以下のアイテム(男性は6点、女性は8点)となります。
1、浴衣
2、帯
3、白足袋
4、すててこ
5、肌襦袢
6、腰ひも(男性→1本、女性→2本)
7、伊達締め(女性のみ)
8、裾よけ(女性のみ)
今は、ヤフーオークションやメルカリなどで、
お安く浴衣や帯を入手することもできます
(1000円ぐらいから)ので、
自分の裄(背縫いから手首までの長さ)と
丈(襟の縫い合わせから足首までの長さ)がわかれば、
そこでゲットするのもありです。
ただし、もしこれから買うなら
少し大きめのサイズのほうがよいかも。
ちなみに浴衣はネットに入れて洗濯機で洗えます。
生地が薄いと縮むかも知れないのでご注意ください。
そして、稽古場によっては花火大会の浴衣もOKだったりします。
うちもOKです。500円でレンタルもできます。笑
次に、これから全てを揃える場合に覚えておくとよいのは、
1ヶ所で揃えようと思わないことです。
そこで、次に記載する4つのコツがわかると、
敷居がグッと低くなると思います。
1、必要なものだけをメモしておく
2、着物に詳しい方と買いに行く
3、ネットで買えるものはネットで買う
4、代用できるものは代用する
では、詳しく解説をしていきます。
1つめのコツは自分の持っていないものだけをメモして、
呉服屋さんに行ったらそれを読み上げてしまうこと。
会話としてはこんな感じになると思います。
自分「日本舞踊のお稽古することになったので来ました」
店員「着物とか帯は全部揃っていますか?」
↑これは店員さんの必殺ワードです。うっかり
「何もないです」なんて言ってはいけません。
自分「襦袢とステテコだけください。」と、
足りないものだけ読み上げてしまえばこちらの勝利です。笑
2つめのコツです。
1つめのコツで全部揃えられたら必要ありませんが、
そこまでメンタル強くない…ってか不安。。と思った方は
着物に詳しい方と買いに行きましょう。
予算の関係もありますが、
お店によって、浴衣や帯の値段もピンきりです。
そのため、もし可能なら詳しい方と行くようにしましょう。
メモは必ず用意しておきましょう。
3、ネットで買う
これで全て揃えることができるあなたは強者です(笑)
ただし、浴衣はサイズが合わないと痛い出費になります。
なので、帯や腰ひも、伊達締めなどを狙うのがオススメです。
4、代用できるものは代用する
当稽古場では、全て揃うまでレンタル可能です。
また、肌襦袢やステテコなどは汗取りのために着るものなので、
最初はタンクトップやVネックTシャツにハーフパンツなどでも大丈夫です。
外側からかためていきましょう。笑
今回のブログは以上です。
よしじろうの舞踊教室では、YouTube配信のほか、
1ヶ月無料体験を行っています。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
~Yoshijirou~
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